姿勢と腰痛
腰痛の原因は、なんといっても姿勢にあります。
日本人は特に和式の生活になじんでおり、欧米などと比べて高さ的に低い生活が一般的なのが一番の要因ではないでしょうか?
低い生活=床に近い生活は、必然的に背中を丸める時間が長くなります。少なくはなりましたが和式のトイレはその典型。かがんだ姿勢で用を足すことになり、腰への負担は大きくなります。また、風呂の構造も欧米のそれとは比べ低いものになります。立ってシャワーを浴びるヨーロッパの風習とは違い、座って体を洗うのが主流ですね。
また、コタツや座布団など、体と床が近いものはまだまだみつかるのではないでしょうか。
私の場合、数ヶ月海外で暮らすという経験がありました。海外で暮らしている間は、腰痛は全くない。腰痛という言葉すら忘れるくらいでした。早速帰国後、我が家はすべて様式の生活にチェンジ。机といすの生活をメインにし、風呂では立って体を洗うようにしました。腰痛とは無縁の生活になることができました。
ところで、盆や年末年始に田舎に帰りますが、田舎に帰るたびに腰の調子がおかしくなる。腰痛の再来です。このことから、腰痛の一番の原因は姿勢にあると確信しました。
姿勢以外の原因
猫背の姿勢は腰痛の一番の原因ではありますが、それだけではありません。むしろ猫背が原因というよりも、腰痛の原因を増幅するのが猫背といったほうがいいかもしれません。
体のゆがみは腰のゆがみの原因ではなく、腰が上手くゆがむことで色々な悪い影響が体全体に広がらないように調整しているのです。腰痛は不幸な現象ではなく、不幸な現象の前触れと考えてください。腰痛はまだましなほう。この腰痛を放っておくと、色々な病気の原因になりかねません。
では、何が原因でしょうか?その原因はたくさんありますが、たとえば内臓に疾患があった場合、その疾患を中心に体が固まり始めます。その体の硬直が体をゆがませ始めるのです。体全体が均等な硬さであれば問題ないのですが、左右差や前後の差があると、体はその方向にゆがんでいくのです。
体の部分的な硬直が本当の原因で、それを増幅するのが姿勢の悪さ。まずその痛みは腰で吸収され、これが腰痛の原因になります。腰で吸収しきれなかったゆがみは体全体に広がり、いろいろな病気の元となっていくのです。