まずは姿勢に気をつける
腰痛を防ぐには、まずは姿勢から気をつけなくてはなりません。 姿勢に気をつけるといっても、体を固めてまで姿勢を直すのは感心しません。 基本的にゆるんだ状態で、骨格的に正しい位置に背骨を持っていきたいものです。
ここでは、自然にいい姿勢になって体も楽で腰にもいい姿勢作りで、私も実践しているものを紹介していきたいと思います。
また、腰痛体操(ストレッチ)のページでも詳しく紹介していきますが、体が柔らかいことは財産です。しかしこの場合の「体が柔らかい」ということは、開脚で180度開くということも大切ですが、それよりは全身の筋肉がリラックスしていることを主眼にしましょう。
習慣の姿勢と疾患の姿勢
姿勢には習慣的なものと、そうではなく「どこかが悪くてそれをかばう為にそうなった姿勢」とがあります。前者の習慣的な姿勢は、ほとんどの場合は気にすることで改善することができると思います。子供のころからのしつけなどが大きく作用する部分です。いい姿勢に慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえばそれが当たり前になってくるでしょう。
問題は、疾患の姿勢です。どこかをかばうために、本来あるべき姿勢からずれる悪い姿勢です。たとえばおなかが痛い場合、前かがみになる感じです。
おなかが痛いのが重大な問題で、それを何とかしたいところです。どうすればいいでしょうか。
おなかが痛いのだから、おなかを守るためにおなか周辺は硬直します。「その硬直を取ってあげればおなかは緩み、本来の姿勢に戻るはずだ!」という考えがマッサージとか鍼灸、気功などだと思います。
そもそも守ろうとして悪い姿勢になるから硬直が治らない。「よい姿勢は硬直がない状態だから、姿勢を正していくようにすれば自然治癒力で硬直も緩み、その結果痛みや疾患も治る」というのが、カイロプラクティクスや整体などではないかと思います。
この分類はあくまで色々な治療を受けた私個人の考えです。また、どちらか一方の考え方だけという治療院はほとんどなく、だいたいミックスされています。どちらに重きをおくかということではないでしょうか。
腰痛の予防はこうする
色々な考え方で治療が行われているのはわかった。で、実際のところはどうすればいいの?そんな声がそろそろ聞こえてきそうです。
私の考えでも、やはりミックスしてやったほうがいいと感じています。重点は姿勢におきます。「完璧な姿勢には何の疾患もない」という前提に立ちます。
完璧な姿勢とは、まず体が緩んでいることが前提。見た目がまっすぐでも、体をがちがちに固めてしまっていてはそもそも硬直していることと同じなので意味がありません。
1、緩んでいることが絶対条件
2、腰の上に背骨が乗っかっていて、その上に頭が乗っかっている姿勢
以上が完璧な姿勢と考えます。皿回しのように腰で頭をバランスよく支えるのはなかなか大変です。体を固めて支えるのではなく、ユラユラしながらバランスで支え続ける。色々なところの硬直が原因になり上手くバランスをとっていくのは難しいですが、その硬直やコリは、体操(ストレッチ)でほぐしていきましょう。