習慣の姿勢と疾患の姿勢
姿勢には習慣的なものと、そうではなく「どこかが悪くてそれをかばう為にそうなった姿勢」とがあります。前者の習慣的な姿勢は、ほとんどの場合は気にすることで改善することができると思います。子供のころからのしつけなどが大きく作用する部分です。いい姿勢に慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえばそれが当たり前になってくるでしょう。
問題は、疾患の姿勢です。どこかをかばうために、本来あるべき姿勢からずれる悪い姿勢です。たとえばおなかが痛い場合、前かがみになる感じです。
おなかが痛いのが重大な問題で、それを何とかしたいところです。どうすればいいでしょうか。
おなかが痛いのだから、おなかを守るためにおなか周辺は硬直します。「その硬直を取ってあげればおなかは緩み、本来の姿勢に戻るはずだ!」という考えがマッサージとか鍼灸、気功などだと思います。
そもそも守ろうとして悪い姿勢になるから硬直が治らない。「よい姿勢は硬直がない状態だから、姿勢を正していくようにすれば自然治癒力で硬直も緩み、その結果痛みや疾患も治る」というのが、カイロプラクティクスや整体などではないかと思います。
この分類はあくまで色々な治療を受けた私個人の考えです。また、どちらか一方の考え方だけという治療院はほとんどなく、だいたいミックスされています。どちらに重きをおくかということではないでしょうか。